【脂質=必ず太るは間違い?!】太りにくい脂質の特徴とは?

2023/01/07 ブログ
【脂質=必ず太るは間違い?!】太りにくい脂質の特徴とは?

阿波座の女性専用パーソナルトレーニングジム Styledgeスタイレッジです。

 

今回のテーマは「【脂質=必ず太るは間違い?!】太りにくい脂質の特徴とは?」です。

 

近年、「ダイエットをするためには脂質を制限すべき!」という商品が多くなってきています。

 

実際のところ、脂質を摂ると太るのか?

 

この記事では、悪者扱いされている脂質の大切な役割と、太りにくい脂質・太りやすい脂質の違いを解説します。

 

脂質の正しい知識を身につけることで、ストレスなく每日300〜500kcalは減らすことができ、1ヶ月で2〜3kgダイエットすることができるかもしれません。

⑴脂質の種類

脂質は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けることができます。

 

ざっくり、常温で固体、動物性の油に多いのが「飽和脂肪酸」です。

 

ダイエットでよく使われる"中鎖脂肪酸"は、飽和脂肪酸に含まれます。

 

常温で液体、植物性の油に多いのが「不飽和脂肪酸」です。

 

血液サラサラ効果がある「オメガ3脂肪酸」やオリーブオイルに含まれる「オレイン酸」は、不飽和脂肪酸に含まれます。

 

↓↓脂質の役割

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・身体のエネルギー源

・細胞膜やホルモンの材料

・脂溶性ビタミンの吸収を促進 など

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脂質はダイエットの敵ではあるものの、体内で大切な役割を担っています。

 

不足すると、代謝の低下、肌荒れ、ホルモンバランスの乱れ、便秘など様々な悪影響が現れます。

⑵「脂質 = 必ず太る」は間違い?

結論、「脂質 = 必ず太る」は間違っています。

 

なぜなら、脂質を摂っても「カロリー収支がプラスになっていなければ、体重が増えることはないから」です。

 

太る理由は、特定の栄養素を摂取しているからではなく、過剰に摂取してオーバーカロリーになっているためです。

 

しかし、「脂質が一番太りやすい」ということは間違いありません。

 

◼脂質が一番太りやすい?

 

三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質の中では、脂質が一番"太りやすい"です。

 

炭水化物とタンパク質は1gあたり「4kcal」、脂質は1gあたり「9kcal」だからです。

 

つまり、同じ重さの量を食べるなら、少量で高カロリーな脂質が一番太りやすいと言えます。

 

例) 「白米」と「とんかつ」

 

・白米100g

168kcal、タンパク質2.5g、脂質0.3g、炭水化物37.1g

 

・とんかつ100g

344kcal、タンパク質15.9g、脂質26.99g、炭水化物6.37kcal

 

このように同じ重さの食べ物でも、"倍以上"もカロリーが違うのです。

 

◼摂取カロリーを減らす方法

 

料理をするときは、「油」を使っていると思います。

 

何も計っていない場合、10〜20g(90〜180kcal)ほど使っていることもあります。

 

この油の量を少なくする、または「スプレータイプの油」を使うことで、摂取カロリーを減らすことができます。

 

1日3食で計算すると"270〜540kcal"は減らすことができるので、2週間ほどで体脂肪1kg減らせる計算になります。※体脂肪1kgあたり7,200kcal

⑶「太りにくい脂質」も存在する?

脂質はどんな種類でも1gあたり9kcalなので、太らない脂質は存在しません。

 

しかし、ダイエット効果がある「太りにくい脂質」は存在します。

 

太りにくい脂質は、下記の2つです。

 

①MCTオイル

 

MCTオイルは、他の脂質よりも消化吸収の工程が短いため、エネルギーになりやすいという特徴があります。

 

エネルギーとして使われやすいということは、体脂肪として蓄積されにくいということなので、太りにくい脂質と言えます。

 

ダイエット中にMCTオイルが好まれる理由でもあります。

 

ただし、消化吸収の工程が短い分、1度に大量に摂るとお腹を下しやすいため注意が必要です。※1回5g程度から試す

 

②オメガ3脂肪酸

 

オメガ3脂肪酸には、αリノレン酸、EPA、DHAなどの種類があります。

 

亜麻仁油や魚油に多く含まれ、体脂肪の燃焼効果や筋肉の分解を抑制、合成を促進する効果があると言われています。

 

筋肉を増やし、体脂肪を減らすオメガ3脂肪酸は太りにくい脂質と言えます。

 

ただし、オメガ3脂肪酸は劣化しやすいという特徴があるので、開封後はなるべく早く消費するようにしましょう。

まとめ

「脂質 = 太る」は間違いですが、「脂質が一番太りやすい」ということは事実です。

 

しかし、脂質を食べてはいけないのではなく、大事なのはバランスです。

 

ダイエット中でも、極端な栄養摂取をするのではなく「日本人の食事摂取基準」を参考にすると良いでしょう。

 

タンパク質:13〜20%、脂質:20〜30%、炭水化物:50〜60%の範囲内で栄養摂取をすることで、健康的にダイエットを進めることができます。

 

「自分では、健康的にダイエットに進めるための栄養摂取の方法が分からない…」

 

そんな方には、パーソナルトレーニングがオススメです。

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