【女性必読】女性特有の"ストレス太り"の解消法を科学的に解説
阿波座の女性専用パーソナルトレーニングジム Styledgeスタイレッジです。
今回のテーマは「【女性必読】女性特有の"ストレス太り"の解消法を科学的に解説」です。
「ストレス太り」という言葉を耳にしたことはありますか?
多くの女性が抱えるこの悩み、実は、女性特有のホルモンバランスの変化や、生活習慣が大きく関係しているのです。
この記事では、女性特有のストレス太りの原因を深堀りし、その解消法を提案します。
記事を読むことで、効果的な食事・運動法、生活習慣といった、ストレス太りを解消する実践的な対策を手に入れることができるでしょう。
⑴女性特有のストレス太りとは?
女性特有のストレス太りとは、ホルモンバランスの変化、生活習慣、そして現代の生活環境が複雑に絡み合って起こる現象です。
以下では、これらの要素がどのように影響しているか、科学的な視点から掘り下げていきます。
↓↓「女性特有のストレス太りの原因」
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① ホルモンバランスの変化:女性ホルモンのエストロゲンは、ストレスホルモンであるコルチゾールと相互作用を持つ。そのため、エストロゲンが低下すると、コルチゾールの分泌が増加し、ストレスが増える。コルチゾールの過剰分泌は脂肪の蓄積を促し、特に腹部周りの脂肪を増加させることが研究で示されている[1]。
②月経前症候群PMS:PMSは、エストロゲンとプロゲステロンの変動に関連しており、この期間はストレス感受性の増加が報告されている。これが食欲増進や過食を引き起こす可能性がある[2]。
③不規則な睡眠:睡眠不足は、コルチゾールのレベルを上昇させることが知られており、これが食欲増進につながる可能性がある。成人女性の場合、1日4~5時間未満の睡眠は、食欲調節ホルモンのバランスを乱し、過食傾向に繋がる可能性がある[3]。
④多忙な日常:現代社会における女性の役割は多岐にわたり、職業、家庭、育児などの多重負担がストレスの主な原因となっている。これらのストレスは、不規則な食事や運動不足につながり、体重増加のリスクを高める[4]。
⑤社会的な美の基準と食行動:みんなが考える「キレイ」や「痩せている」の偏った基準によって、女性は不健康な食行動を起こしてしまうことがある。例えば、極端なダイエットを行った結果、過食症といった食行動の乱れにつながることがある[5]。
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⑵科学的根拠に基づいた女性特有のストレス太り解消法
以下では、女性に特化したストレス太りを解消する具体的な方法を紹介します。
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・適度な運動
軽い有酸素運動は、エストロゲンとプロゲステロンのバランスを整え、ストレスホルモンのコルチゾールを減少させる。少なくとも週に3回、30分のウォーキングやジョギングが推奨されている[6]。
・リラクゼーション
瞑想やヨガはホルモンバランスの改善に効果的。特にヨガはストレス反応を減少させ、エストロゲンのバランスを改善することが示されている[7]。
・バランスの良い食事
高糖質・高脂肪食を避け、タンパク質、良質な脂質、食物繊維など、バランスの取れた食事はストレスに対抗するのに役立つ。特に、オメガ3脂肪酸を含む食材(サーモン、ナッツ、亜麻仁油など)は、ストレス応答を減少させる効果が期待できる[8]。
・カルシウムとマグネシウムの摂取
PMS症状の緩和には、カルシウムとマグネシウム(特に女性は不足しがちのため)摂取が効果的。症状を軽減するためにはカルシウムを650~1,000mg酢/日程度、マグネシウムを270~290mg/日程度を摂取することが推奨されている[9]。
・規則正しい睡眠
7~8時間の質の高い睡眠は、コルチゾールのレベルを正常に保つ。睡眠前のテレビやスマホの時間を減らし、就寝前のリラクゼーションを心がけることが重要[3]
・時間管理とセルフケア
効果的な時間管理とセルフケアの実践は、ストレスを管理し、生活の質を向上させる。例えば、週に1度は自分のための時間を設ける、趣味の時間を取り入れるなどが効果的[10]
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まとめ
女性特有の「ストレス太り」に対処するには、ホルモンバランス、生活習慣、食習慣が鍵となります。
適度な運動、リラクゼーション技術、バランスの取れた食事、睡眠管理、そして効果的な時間管理とセルフケアの重要性を理解できたことでしょう。
しかし、注意点として、個々の体質や健康状態に合わせた方法を選ぶことが重要です。
また、全ての女性が同じ対策で同じ結果を得るわけではありません。
自身の体と向き合いながら、これらのアプローチを取り入れることで、ストレス太りを効果的に解消し、健康的な生活を取り戻すことができるでしょう。
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参考文献
[1]Van der Valk, E. S., Savas, M., & van Rossum, E. F. (2018). Stress and obesity: are there more susceptible individuals?. Current obesity reports, 7, 193-203.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5958156/
[2]Liguori, F., Saraiello, E., & Calella, P. (2023). Premenstrual Syndrome and Premenstrual Dysphoric Disorder’s Impact on Quality of Life, and the Role of Physical Activity. Medicina, 59(11), 2044.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10673441/
[3]Trace, S. E., Thornton, L. M., Runfola, C. D., Lichtenstein, P., Pedersen, N. L., & Bulik, C. M. (2012). Sleep problems are associated with binge eating in women. International Journal of Eating Disorders, 45(5), 695-703.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3357460/
[4]Schulte, P. A., Wagner, G. R., Ostry, A., Blanciforti, L. A., Cutlip, R. G., Krajnak, K. M., ... & Miller, D. B. (2007). Work, obesity, and occupational safety and health. American journal of public health, 97(3), 428-436.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17267711/
[5]Yong, C., Liu, H., Yang, Q., Luo, J., Ouyang, Y., Sun, M., ... & Lin, Q. (2021). The relationship between restrained eating, body image, and dietary intake among university students in China: a cross-sectional study. Nutrients, 13(3), 990.