【姿勢改革】加齢による猫背を克服する専門家直伝の効果的改善法

2024/05/13 ブログ
【姿勢改革】加齢による猫背を克服する専門家直伝の効果的改善法

阿波座の女性専用パーソナルトレーニングジム Styledgeスタイレッジです。

 

今回のテーマは「【姿勢改革】加齢による猫背を克服する専門家直伝の効果的改善法」です。

 

「50代に入ってから、"猫背"が顕著になってきた…そろそろ本格的に何とかしないと…。」

 

こんな悩みをお持ちではありませんか?

 

加齢とともに気になり始める姿勢の変化、特に"猫背"は見た目だけでなく、健康面にも影響を及ぼします。

 

しかし、正しい改善方法を取り入れることで、猫背は克服が可能です。

 

この記事では、猫背の原因と、姿勢改善のプロフェッショナルのトレーナーが推奨する、今すぐ実践可能な改善法をご紹介します。

 

姿勢を整えることで、見た目の若々しさだけでなく、身体機能の向上も期待できます。

 

加齢にともない、姿勢の乱れが気になり始めた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

⑴50代以降の「猫背」の主な原因

50代に入ると、多くの方が背中が丸くなる現象「猫背」に悩まされます。

 

これは単なる加齢によるものではなく、複数の要因によって引き起こされます。

 

↓↓「50代以降の猫背の主な原因」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・筋肉量、筋力の低下:加齢とともに、筋肉量・筋力が減少していく現象「サルコペニア」が活発になる。50代以降では、年間約1%の割合で筋肉量が低下していくと言われている[1]。特に体幹の(背筋、腹筋など)筋肉量が減ると、背骨を支える力が低下し、猫背になりやすくなる。

 

・日常における姿勢の悪化:現代の生活様式、特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、前かがみの姿勢を引き起こし、猫背につながる。具体的には、頭が前に傾く「頭部前方姿勢」は、首や肩の筋肉に過度なストレスを与え、猫背を悪化させる要因となる。

 

・骨密度の低下:加齢にともない骨密度が低下し、骨がもろくなる。これは背骨にも影響を及ぼし、特に女性は閉経後、骨密度の低下が顕著に現れる。骨密度が低下すると、背骨の形状が変わりやすく、猫背の一因となる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

このように加齢や現代の生活環境が、姿勢の乱れ(猫背)を引き起こします。

 

そして、猫背は単なる見た目の問題にとどまらず、さまざまな健康上のリスクを引き起こします。

 

次の節では、猫背が引き起こす健康問題について解説していきます。

⑵姿勢の乱れ(猫背)が引き起こす健康問題

猫背は、見た目が悪いだけでなく、日常生活にも影響を及ぼす健康問題に発展する可能性があります。

 

↓↓「姿勢の乱れ(猫背)が引き起こす健康問題」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・背中や首の痛み:頭部前方姿勢(猫背)になると、背骨と首の負担が増加し、それによって痛みが生じることがある。研究によると、猫背の人はそうでない人に比べて、背中(約1.5倍)や首の痛み(約2.5倍)を訴える割合が高いことが明らかにされている[2]。

 

・呼吸機能の低下:猫背は胸郭の動きを制限し、肺の拡張を妨げるため、呼吸機能にも影響を与える。実際、猫背の人は正常な人と比べて、肺機能が低下していることが示されている[3]。呼吸機能の低下は、体への酸素供給量を減少させ、疲れやすくなるなど、全身の健康に影響を及ぼす。

 

・消化器官の圧迫:猫背は内臓に圧力を加え、消化器系の問題を引き起こすことがある。胸郭と腹部の圧迫は、食道、胃、腸の正常な機能に障害を与える可能性があり、消化不良や逆流性食道炎のリスクが増加する[4]。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

このように、姿勢の乱れは大きな健康問題に発展するリスクが高まるため、猫背の人は、今すぐ改善するべきでしょう。

⑶専門家オススメの50代以降の猫背の改善法

50代以降の方が猫背を改善するためには、日常生活に取り入れやすく効果的な方法を選ぶことが重要です。

 

また、年齢による身体の変化を考慮した上で、具体的な活動や習慣を導入するとよいでしょう。

 

↓↓「今すぐ実践可能な猫背の改善法」

==========

・体幹の筋群の強化

→ 猫背の改善には、体幹の筋群(背筋、胸筋、腹筋など)を強化することが最も効果的。ジムでのトレーニング(ラットプルダウン、チェストプレスなど)、またはピラティスやヨガのような低強度の運動を30〜60分間、週に2~3回ほど取り入れることを推奨。

 

・背中と胸のストレッチ

→ 背筋を伸ばすストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、猫背の改善に効果的。両手を頭の上で組み、ゆっくりと後ろに伸ばす動作を10回、1日に2〜3回程度行う。また、胸筋が縮むと、前かがみの姿勢を引き起こしやすくなる。ドアフレームなどを利用して、胸筋を伸ばすストレッチを20〜30秒保持を1日2〜3回行う。

 

・姿勢をチェックする時間を確保

→ 1日に数回、鏡や姿勢改善アプリなどを活用して、自分の姿勢をチェックする。立っている時は後頭部、腰、踵が一直線になるように、座っている時は、背もたれに背中をしっかりつけ、足は床に平らに置く。スマートフォンの使用時は画面を目の高さに保つ。

 

・エルゴノミクス(人間工学)に基づいた作業環境を整備

→ 仕事や家庭で、姿勢矯正に優れた椅子やデスクを使用する。また、パソコンのモニターは目の高さに設置し、正しい視線の位置を保持する。

 

・姿勢をサポートする装具の利用

→ 姿勢矯正用のサポートベルトや座椅子を使用することで、一時的だが正しい姿勢を保つことができ、正しい姿勢の練習になる。装具をつけていないときでも、この正しい姿勢を意識することで、姿勢の改善につながる。

 

・専門家によるアドバイスとサポート

→定期的に理学療法士やトレーナーなどの専門家に相談し、個別の改善計画を立てる。専門家にアドバイスをもらうことで、自分に最適な姿勢改善法を見つけることができる。

==========

まとめ

この記事では、加齢による猫背の主な原因と、50代以降の人に特化した改善方法をご紹介しました。

 

体幹の筋肉の強化、日々のストレッチ、姿勢意識の向上、専門家のアドバイスなどを活用することで、姿勢の改善につながります。

 

ただし、猫背を改善するために最も重要なのは、これらの方法を日常生活に組み込み、数週間、週ヶ月と「継続して実践すること」です。

 

猫背を改善して健康的な生活を送るために、毎日少しずつでも、今回紹介した改善法を取り入れていきましょう!

 

「自分だけでは猫背を改善できる自信がない…専門家にアドバイスをもらいながら、効率的に猫背を改善したい!」

 

「ボディメイクの専門家にフィードバックを受けながら、健康的かつ効率的に自分が理想とするメリハリのあるボディを目指したい!」

 

そんな方には、パーソナルトレーニングがオススメです。

 

自分に合った食事管理方法・ダイエット法を知りたい方は、こちらから無料カウンセリングをお申し込みくださいませ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

女性専門パーソナルジム Styledge スタイレッジ阿波座本店

大阪市西区京町堀3-3-13 谷本ビル5F

tel:06-6443-6273

阿波座駅1番出口徒歩5分・中之島駅1番出口徒歩10分・肥後橋駅7番出口徒歩10分・本町駅28番出口徒歩15分

ーーーーーーーーーーーーーーーー

参考文献

[1]Wilkinson, D. J., Piasecki, M., & Atherton, P. (2018). The age-related loss of skeletal muscle mass and function: Measurement and physiology of muscle fibre atrophy and muscle fibre loss in humans. Ageing research reviews, 47, 123-132.

​​https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6202460/

[2]

Mahmoud, N. F., Hassan, K. A., Abdelmajeed, S. F., Moustafa, I. M., & Silva, A. G. (2019). The relationship between forward head posture and neck pain: a systematic review and meta-analysis. Current reviews in musculoskeletal medicine, 12(4), 562

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6942109/

[3]Koseki, T., Kakizaki, F., Hayashi, S., Nishida, N., & Itoh, M. (2019). Effect of forward head posture on thoracic shape and respiratory function. Journal of physical therapy science, 31(1), 63-68.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6348172/

[4]Miyakoshi, N., Kasukawa, Y., Sasaki, H., Kamo, K., & Shimada, Y. (2009). Impact of spinal kyphosis on gastroesophageal reflux disease symptoms in patients with osteoporosis. Osteoporosis international, 20, 1193-1198.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18949531/