40代のダイエットを邪魔する“食事の付き合い”を上手に乗り切るコツ4選

2025/03/27 ブログ
40代のダイエットを邪魔する“食事の付き合い”を上手に乗り切るコツ4選

阿波座の女性専用パーソナルトレーニングジム「Styledgeスタイレッジ」です。

 

今回のテーマは「40代のダイエットを邪魔する“食事の付き合い”を上手に乗り切るコツ4選」です。

 

「昔より食べる量は減ったのに、なぜか太る…」
そう感じたこと、ありませんか?

 

40代になると代謝が落ちて、若い頃と同じように食べていても脂肪がつきやすくなります。
 

筋肉量の減少とともに基礎代謝が年間1〜2%ずつ低下すると言われています。

 

たとえば30代後半で1日あたり2,000kcalの基礎代謝があった人は、40代になると1日100kcal前後少なくなることも。
 

この100kcal、1ヶ月で約3,000kcal=脂肪に換算すると約0.4kg!
1年で5kg近く太ってしまう計算です。

 

さらに厄介なのが、「仕事上の会食」「友人との飲み会」「家族との外食」など、避けにくい“食事の付き合い”。

 

この年代に多い中年太りの原因のひとつとも言われており、いくらジムに通っても、夜の一杯が足を引っ張る…という悩みも少なくありません。

 

でもご安心を。
ちょっとした工夫と考え方の転換で、「食事の付き合い」を味方にしながらダイエットを成功させることは可能なんです。

1.「断る」のではなく「調整する」マインドを持とう

まず大前提として、「食事の付き合い=悪」ではありません。

 

仕事や人間関係を円滑にする上でも、飲み会や会食は大切な時間。
完全に断ろうとするとストレスが溜まり、かえってリバウンドの原因になります。

 

そこでおすすめなのが、“調整”するという考え方です。

 

たとえば、夜に焼肉の予定がある日。
朝食はプロテインとバナナ、昼はサラダと鶏むね肉など、**あらかじめカロリーを控えめにする「カロリー貯金」**を意識してみましょう。

 

さらに、前後の日に軽めの食事やウォーキングを取り入れるなど、トータルでプラマイゼロにするのがコツ。

 

実際、アメリカの研究では「週3回以上外食しても、摂取カロリーをコントロールできていれば体重の変化は見られなかった」というデータもあります(American Journal of Clinical Nutrition, 2015)。

 

つまり、“付き合い”をやめる必要はないんです。
前後で調整しながら、長期的にバランスを取ることが40代のダイエット成功の秘訣です。

2.メニュー選びと注文時のひと工夫でカロリーカット

次に重要なのが「何を食べるか」。

 

40代になると、糖質と脂質の過剰摂取がダイエットの大敵になります。
だからこそ、外食時のメニュー選びは超重要です。

 

たとえば居酒屋なら、

  • ✅ 枝豆、冷奴、焼き魚、刺身、野菜サラダ
  • ❌ 唐揚げ、ポテトフライ、ピザ、チャーハン

 

これだけでも1食あたり500〜700kcalの差が出ることもあります。

 

また、お酒も注意が必要。
ビール中ジョッキは約245kcal、ハイボールは約70kcal。

 

同じ3杯飲んでも、トータルで500kcal近く差が出るんです。

 

さらに、注文時のひと工夫として、

 

  • ドレッシングは別添え
  • ご飯は「半分で」
  • 揚げ物はシェアする

 

こうした「小さな選択」が、後々大きな結果に繋がっていきます。

3.「食事=コミュニケーション」として楽しむ

食事の付き合いを「食べることがメイン」と捉えると、どうしても“食べ過ぎ”に繋がります。

 

でも考えてみてください。
本当に大切なのは「料理」よりも、「誰と、どう過ごすか」ではありませんか?

 

ある海外の研究では、会話に集中したグループは、平均20%も摂取カロリーが少なかったという結果が出ています(Appetite, 2016)。

 

つまり、食べ物にばかり意識が向いていると、ついつい箸が進んでしまうんですね。

 

会話に集中して、「楽しい時間」を味わうことができれば、自然と食べる量は抑えられます。

 

ダイエット中でも、「雰囲気を楽しむ」「相手と深くつながる」ことにフォーカスしてみましょう。
 

それだけでも、付き合いの場が“太るリスク”ではなく“癒しの場”になります。

4.翌日の“リカバリープラン”を用意しておこう

「つい食べすぎちゃった…」
 

そんな日も、もちろんあります。

 

でもそこで落ち込むのではなく、翌日どう過ごすかが勝負です。

 

リカバリープランの例:

 

  • 朝:白湯→プロテイン→ゆで卵や納豆
  • 昼:具沢山の味噌汁+サラダ+小鉢
  • 夜:炭水化物控えめでたんぱく質中心
  • 運動:1日30分のウォーキングやストレッチ
  • 水分:2L以上を意識して摂取

 

ポイントは、「調整するのはその日のうち」ではなく、「次の日でOK」ということ。

 

この柔軟性が、40代のダイエットを長続きさせるカギです。

まとめ

無理なく続けられる“現実的なダイエット”を

 

40代のダイエットは、20代や30代と違って“気合”だけでは乗り切れません。

 

仕事も家庭も忙しくなるこの年代だからこそ、戦略的なアプローチが必要です。

 

「食事の付き合いを断つ」のではなく、
「工夫して乗り切る」ことが、成功への近道。

 

そして何より大事なのは、完璧を目指さないこと
80点でいいんです。


時には90点の日も、50点の日もある。
でも長期的に見れば、平均して合格点を取れていればそれでOK。

 

無理せず、楽しく、そして現実的に。
40代からのダイエットは、“続けられること”が一番の武器になります。

 

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そんな方には、パーソナルトレーニングがオススメです。

 

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女性専門パーソナルジム Styledge スタイレッジ阿波座本店

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参考文献

  1. Harvard Health Publishing. (2021). Why does metabolism slow down with age?
    https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/why-does-metabolism-slow-down-with-age
  2. American Journal of Clinical Nutrition. (2015). Eating out and weight gain: a longitudinal analysis.
    https://academic.oup.com/ajcn/article/102/1/81/4569207
  3. Appetite. (2016). Social facilitation of eating: A meta-analytic review.
    https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0195666316300979