出張・移動が多い女性へ|《旅先ダイエット術》でリズムを崩さない
大阪西区の女性専用パーソナルトレーニングジム「Styledgeスタイレッジ」です。
今回のテーマは「出張・移動が多い女性へ|《旅先ダイエット術》でリズムを崩さない」です。
出張や旅行など、普段の生活とは異なる環境に身を置くと、ダイエット中でも「食べすぎ」「運動不足」「睡眠リズムの乱れ」などが起こりやすくなります。
特に女性は、ホルモンバランスやむくみやすさといった体質の影響も受けやすく、旅先での体重増加を実感することが多いでしょう。
実際、University of Georgiaの研究では、旅行期間中に平均0.5〜1.5kgの体重増加が見られたという報告もあります。
さらに、仕事の出張となると、自由に食事を選べなかったり、会食や夜の付き合いでカロリーオーバーになりやすいという問題も。
本記事では、そんな出張・移動の多い女性が、リズムを崩さずにキレイをキープするための旅先ダイエット術を紹介していきます。
1.移動中も太らない!食事選びのマイルール
出張中でもできる食事管理のコツは、「完璧を求めないこと」と「選択の優先順位を決めておくこと」です。
たとえば、空港や駅、コンビニでの食事選びでも、次の3つの要素を意識するだけでぐっと変わります。
- たんぱく質(例:サラダチキン、ゆで卵、豆腐)
- 食物繊維(例:野菜スティック、海藻サラダ)
- 水分補給(無糖のお茶、炭酸水)
つまり、「高たんぱく・低脂質・高食物繊維」を心がけるだけでも、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。
また、食べる"タイミング"にも注目。Obesity Journalの研究では、夜21時以降の食事は体脂肪の増加と強く関連していると報告されています。
そのため、可能であれば朝・昼にしっかり食べて、夜は控えめにする「時間栄養学」を旅先でも意識してみましょう。
具体的には:
- 朝:オートミール+ゆで卵+ヨーグルト
- 昼:定食スタイル(ごはん+魚 or 肉+野菜)
- 夜:スープ+野菜小鉢+おにぎり1個 など
さらに、どうしても会食などで外食が避けられないときは、「揚げ物は避けて焼き・蒸しを選ぶ」「アルコールはハイボール1杯まで」など、ダメージコントロールの意識を持つことが大切です。
たとえば、居酒屋メニューなら「刺身盛り合わせ」「冷ややっこ」「焼き鳥(塩)」「だし巻き卵」など、比較的カロリーや脂質が控えめなものを中心に選ぶようにしましょう。
2.旅先でも体を動かす《ながら運動》のすすめ
ダイエットに欠かせないのが運動。しかし、出張中にジムへ行ったり、長時間ウォーキングするのは現実的ではない方も多いですよね。
そこでおすすめしたいのが、《ながら運動》です。
たとえば:
- ホテルの部屋でできるスクワットやカーフレイズ(かかと上げ)
- 洗面時に歯磨きしながら「片足立ち」
- スーツケースを使って「デッドリフト風の腰トレ」
WHOのガイドラインでも、1回2〜3分の軽い運動でも、1日10分以上積み重ねれば脂肪燃焼効果があるとされています。
また、出張先で意識したいのが「歩くこと」。
- タクシーを使わず徒歩移動
- 駅ではエスカレーターより階段を選ぶ
- コンビニまで少し遠回りして行ってみる
これだけでも、1日8,000歩以上を目標にすることが可能です。
スマートフォンの歩数記録アプリ(iPhoneならヘルスケア、AndroidならGoogle Fitなど)を活用して、
"自分の運動量を見える化"すると、モチベーションもキープしやすくなります。
さらに、新幹線や飛行機などで長時間座る場合は、ふくらはぎや足首を回すストレッチを意識的に行い、血流を促進しましょう。
待ち時間には、かかとの上げ下げや軽いもも上げを行うだけでも、むくみや冷えの予防になります。
移動が多いからこそ、ちょっとした《ながら運動》を味方にしましょう。
3.乱れがちな腸内環境を旅先で整えるコツ
旅先では、環境の変化や食事内容の偏り、水分不足などから便秘になりやすいという悩みも多いもの。
特に女性は腸の働きが自律神経の影響を受けやすく、環境が変わることで腸の動きが鈍くなりやすい傾向があります。
Journal of Travel Medicineによると、旅行中の便秘率は通常の1.5〜2倍に上昇するという報告もあります。
そこで重要なのが、「腸活」の意識。
出張中でもできる対策として:
- 朝食にヨーグルトとバナナを取り入れる(乳酸菌と水溶性食物繊維)
- 味噌汁や納豆などの発酵食品を意識的に選ぶ
- ミネラルウォーターを1日1〜1.5L以上飲む
さらに、日中は緑茶やウーロン茶などカフェインを含む飲料ばかりになりがちですが、
カフェインは利尿作用が強く、逆に水分不足で便秘を悪化させることも。
できるだけ、ノンカフェインのルイボスティーやハーブティーなどを持ち歩くのもおすすめです。
また、コンビニでも買える腸活アイテムとしては、飲むヨーグルト(明治R-1やビフィズス菌入り)、もち麦入りおにぎり、インスタントのなめこ汁なども役立ちます。
《腸内環境を整えること》は、単に便秘解消にとどまらず、肌の調子や免疫力、代謝の向上にも直結します。
出張中も「毎朝の快便」を目標に、腸活を意識してみましょう。
4.睡眠と体内リズムを守る「旅先ナイトルーティン」
体重管理において、睡眠の質と体内時計の安定は見逃せない要素です。
University of Chicagoの研究では、6時間未満の睡眠が続くと、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増加することがわかっています。
そのため、出張中でも「快眠のためのルーティン」を取り入れることが重要です。
ホテルでも実践できる快眠のコツ:
- アロマスプレーやラベンダーの香りを使う
- 寝る前のストレッチで副交感神経を優位に
- スマホのナイトモードをONにしてブルーライトをカット
さらに、「何時に寝るか」以上に大切なのが、「起きる時間を固定すること」。
体内時計は起床後にリセットされる仕組みがあり、朝同じ時間に起きて自然光を浴びることが体内リズムの安定につながります。
つまり:
- 旅先でも7時起床をキープ
- 起きたらすぐにカーテンを開けて光を浴びる
- 朝食を抜かない(体内時計に朝が来たと伝える)
さらに、海外出張など時差がある場合は、フライトの2〜3日前から現地時間に近い生活リズムにずらすと、体内リズムが整いやすくなります。
ホテルの照明を早めに暗くする、アイマスクを使う、あるいは光目覚まし時計を利用するなど、睡眠環境を自分で調整できる工夫も有効です。
5.ダイエット意識をキープする《心の習慣》
旅先では誘惑が多く、つい気が緩みがち。だからこそ「メンタルマネジメント」も重要です。
まず大前提として、「完璧主義を手放す」こと。
1回の暴食や、夜遅くの外食で「もう全部ダメだ」と諦めてしまうと、その後の数日間が乱れたままになります。
そうではなく、「70点でOK」「昨日より1つでも良い選択ができたらOK」という柔軟な思考を持つことが、リバウンドを防ぐ鍵です。
具体的にできるメンタル習慣:
- 毎晩「今日できた健康習慣」を1つ記録(例:水を1L飲めた)
- 朝に「今日の1つの目標」を立てる(例:エスカレーターを使わない)
- ご褒美も用意する(例:3日連続で歩けたらハーブティーを買う)
こうした小さな成功体験を重ねることが《自己効力感》を育て、ダイエットの継続力を生みます。
また、ストレスで食べすぎてしまったときは、「深呼吸をして気持ちをリセットする」「温かいお風呂に浸かってリラックスする」「日記に気持ちを書き出す」といった《感情のリセット法》を取り入れることも効果的です。
SNSで非公開アカウントを作り、今日の食事や気づきを記録する「自分だけのダイエット日誌」も習慣化しやすく、おすすめです。
出張中でも「私はコントロールできている」という感覚を持つことで、自信と満足感が生まれ、無駄食いも防げるようになります。
まとめ|出張を「自分を整える時間」に変える
出張や旅行中でも、食事・運動・腸活・睡眠・メンタルの5つの観点で工夫をすれば、リズムを崩さずにダイエットを継続できます。
完璧を求めず「選べる時に、より良い選択を」意識することが大切。
旅先を《崩れる時間》ではなく、《整えるチャンス》と捉えましょう。
あなたの毎日は移動が多いかもしれませんが、カラダもココロも美しく整える旅にもなるのです。
「効率的な筋トレと食事管理で、理想的な体型を手に入れたい!」
そんな方には、パーソナルトレーニングがオススメです。
自分に合った食事管理方法・ダイエット法を知りたい方は、こちらから無料カウンセリングをお申し込みくださいませ。
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【参考文献・データ出典】
- University of Georgia (2016). Holiday Weight Gain Study
- Obesity Journal (2020). Evening calorie intake and body fat composition
- World Health Organization (2022). Guidelines on physical activity and sedentary behavior
- Journal of Travel Medicine (2019). Constipation during travel: incidence and risk factors
- University of Chicago (2004). Short sleep duration increases ghrelin and appetite
- American Heart Association. Daily step counts and cardiovascular risk